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ベトナム旅行 フォンニャ(Phong Nha)からフエ(Hue)へ

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ベトナム中部の町フォンニャ(Phong Nha)で2回目の朝を迎える。昨日からの大雨はようやく霧雨程度に収まってきた。このところ連日滞在する町で通電トラブルが起きており、今朝も長時間の停電。宿泊での朝食はインスタントヌードル。物足りないので、このところ毎朝通っているベーカリーでバインミー(ベトナム式ホットドッグ)を食べる。

Easy Tigerというゲストハウスの前で11時10分発のドンホイ(Dong Hoi)行きバスを待っていると、従業員らしき若い男が話しかけてくる。日本人と聞いて「日本人は素晴らしい」。1月を含む冬季はベトナムでは雨季にあたるそうで道理で雨が続くわけだ。「ドンホイなんかに何をしに行く?何があるんだ」とも言われる。

ベトナムの町で道行く人を見るともなく眺めていると、中国に比べてスマホ普及率がかなり低いことに気付く。都市部では割合が高くなるが、平均するとスマホ所有率は概ね2,3割というところだろうか。ひと昔前の小さな携帯を使っている人が圧倒的に多い。それだけにこちらがスマホを取り出したときの周囲の視線が何となく気になる。中国ではそんな心配は一切しなかったのだが。

ほぼ定刻にやってきたバスに乗車。運賃33000ドン(約170円)に加えて荷物分の料金10000ドン(約50円)。観光客が乗るようなバスではないようで、自分以外は全員地元の利用客で超満員。隣席の女性が少し英語が話せたため、車掌とのやり取りなど手助けしてくれる。ドンホイバスターミナルまで行ってくれればいいと車掌には伝えてあったが、1時間半ほど走ってからやけに中途半端な場所で降ろされてしまう。また雨が激しくなり、土砂降りの中バスターミナルまで歩く。

これからどうしようかと思っていたところ、このバスターミナルからバスが出るということで一気にフエ(Hue)の町まで向かうことにする。このターミナルからはハノイやダナンはもとより、隣国ラオスのビエンチャンやパクセ行きのバスも出ているようで、交通の要衝となっているようだ。

14時発、78000ドン(約390円)のバスに乗る。出発前も走り出してからも、このバスはとにかくやたら荷物を詰め込む。大きな段ボール箱からバイク、椅子、かばんとまたまた立錐の余地もないほどの混雑となる。席の移動、荷物の配置など車掌が差配し、本格的に走り出すまでに30分程度時間がかかる。

雨が上がり線路を横目に見ながらフエへ向かって走り始める。車内にはどこかへのお届け物が非常に多い。それぞれに宛て先が書いてあり、そこへ近付く度に車掌が宛て先へ電話しては道中引き渡している。このバスが宅急便のような役目も果たしている。

17時頃、他の乗客ともどもまた中途半端なところで降ろされる。少し歩いてみると鉄道フエ駅の近くであることがわかった。駅近くで宿をあたってみる。

今日の宿:Minh Dao Guest House、1泊150000ドン(約750円)。英語は全く通じない。

フエの町を少し歩いてみるとやたらカフェが多い。コーヒー文化が根付いているようでどのカフェも地元客でいっぱいだ。近所の食堂で夕食を食べるがやはり量が物足りず、町のバインミー屋でまた買い食いしてしまう。かつてフランス植民地だったこともあってかベトナムはどこでもフランスパンが実に美味く、具なしでパンだけでも十分に買うに値する。この国にいる間はずっと食べ続けるだろう。

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