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スリランカ旅行 コロンボでインドビザの取得~キャンディへ

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2月9日(木)

4泊5日もしたスリランカ南部:ゴール(Galle)の町に別れを告げ北へ向かう。まずは、コロンボ近くにあるインド大使館で、次の訪問国インドの観光ビザを取得する。同宿のドイツ人男性2人とともにバスでゴール駅へ向かう。隣に座った地元男性に、危ないからズボンポケットのファスナーを閉めろと注意される。ポケットには何も入れていなかったのだが親切に感謝。

180ルピー(約130円)の列車で2時間半ほど走ってコロンボフォート駅に到着。来たとき以上の混雑で立錐の余地無しだった。大使館のあるBambalapitiya駅には停まらなかったので別の列車で引き返すことになる。駅員に聞いて5番線の列車に乗る。相変わらずロシア、フランスの観光客が多く、それに加えて中国人観光客も多く目にするようになった。列車を待っていると地元男性が日本人かと聞いてくる。駅ホームは非常に暑いが、少し風が吹くと心地よい。

Bambalapitiya駅は乗降客もまばらな静かな駅で、文字通り海が目と鼻の先にある。空気が乾いてはいるものの日差しが強烈で、自分が赤道近くにいることを実感させられる。

駅から大使館方面に見当をつけて歩いているといつの間にかビザ申請代行業者の店が立ち並ぶ場所にたどり着いた。ここスリランカでのインドビザ申請はなかなか煩雑な手続きが必要で、わずかな書類不備で差し戻されることが多いとか。代行業者のうちの1軒SN Travelsで聞いてみたところビザ料金込みで6000ルピー(約4200円)とのこと。高いとは思ったがここでお願いすることにする。女性2人で切り盛りしている小さな店舗である。書類作成や写真撮影などすべてその場でやってもらえる。店の人や他の客からネパール人かと聞かれる。

パスポートを預けて5営業日目以降にビザ発行が完了する(確証はないそう)とのことで、タイミングを見計らって店へ確認の電話を入れるように言われる。しばらくはパスポートコピーのみを持って旅行することになる。大使館への申請は個人は14時まで、業者は16時まで可能とのことで、書類提出自体は今日中に行ってもらえる。引換証をもらって店を後にする。

コロンボまで戻るのが面倒でここBambalapitiyaで宿を探そうと思ったがかなり苦労した。結局手頃な物件が見つからず、割高な物件で妥協する。

今日の宿:Palmyrah Residence、1泊4000ルピー(約2800円)。高すぎるが立地だけは良い。海辺に立つマンションの5階で眺めはさすがである。潮の音が間近に聞こえ、海風が心地よい。

町をぶらぶら歩いてみる。ここは観光客が泊まるような場所ではないのだろう、あれほど多かった欧米人旅行者を全く見かけない。スリランカでは空手がさかんなようで、この町でもあちこちで生徒募集の広告を見かける。

宿近くの中華食堂で食事。回鍋肉898ルピー、白米100ルピーで税金やサービス料金も加算されて1200ルピー(約840円)。この町は何もかも高すぎる。

2月10日(金)

今日も快晴。宿からは海を一望できる。

宿の目の前の海へ行ってみる。歩いて線路を越えて海岸へ。岩場に波が打ち寄せる音が響く。海を目の前にした自分の背後を時折列車が通り過ぎる。

ローカル食堂でパン・チキンカレー・コーヒーの朝食250ルピー(約180円)。

Bambalapitiya駅でコロンボフォート行きの列車を待っていると、初老の男性が近付いてきて腹が減ったから何かくれと言ってくる。昨夜買ったあまり美味くないパンを椅子に並んで腰掛けて食べる。

コロンボフォート駅まで10ルピー(約7円)。駅を出てから色々な人に助けてもらってバスターミナルへたどり着き、キャンディ(Kandy)行きのバスに乗る。エアコン付きバスに乗ろうと長時間並んだ挙句、荷物が大きすぎて乗せられないと言われ、エアコン無しのローカルバスで向かうことにする。料金150ルピー(約110円)。

ほぼ3時間でキャンディ到着。事前に予約してあった宿へ市バスで向かう。ここでも地元の若者がバス探しを手伝ってくれる。Kandy Private Hospital(通称KPH)近くで降りるのだが、車内でもムスリムのおじいさんが降りる場所をわざわざ教えてくれる。ただ歩いているだけでもやたらと握手を求められる。何かたくらみであるのかと最初は勘ぐっていたのだが、純粋に歓迎してくれているようで何とも申し訳ない。

本日の宿:Gladmanit Apartment、朝食付きで1泊10ドル(約1100円)。宿の看板も出ていない普通の民家なのでたどり着くのに苦労した。宿というよりは民家の離れを丸ごと1軒借りるような感じで、キッチン、調理器具全般、洗濯機、アイロンなども完備しており、長期滞在などに最適。元科学者のご主人と会って自己紹介する。自分の名前がスリランカ風で良い名前だと誉められる。

宿の周辺を歩いてみる。ここは観光地からは離れ、緑に囲まれた静かな地域で宿もあまり見当たらない。空を見上げると満月が輝いている。スリランカでは満月の日は祝日で全国的に酒屋が休業となるしきたりがあるそうで、今日もビールはおあずけだ。周辺に食事できる場所もないので、近所のスーパーで食材を買って自炊する。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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