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インド悠久の旅 マハーバリプラム(Mahabalipuram)観光

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インド南部タミルナドゥ州の古都マハーバリプラム(Mahabalipuram)2日目。昨日に続いて岩を彫って造られた建造物を見て廻る。巨岩を彫る、洞窟の中に堂を築くなどアジアには何と巨岩文化、窟内文化が多いことかと思う。ベトナム:フォンニャなどの巨大洞窟には宇宙を感じ、巨石に囲まれた環境では荘厳な気持ちになってしまうのだが、当時の人もそのように感じたのだろうか。

岩に刻まれた生き生きとした彫刻が見事な保存状態で1000年以上の時を経ても残っている。

ガンガーの降下(アルジュナの苦行)と呼ばれる巨大な石のレリーフがあり、多くの観光客が足を止めている。

海岸寺院と呼ばれる建造物を見に行ってみる。インド人観光客たちと一緒になる。入場料が外国人500ルピー(約850円)、インド人30ルピー(約50円)。インド人のおっちゃんたちが口々に「高い」「金を取るのかよ」と不満を言い出し同意を求められる。おっちゃんたちは「金を払ってまでこんなところに入っていられない」と海岸沿いのフェンス越しに眺めることにすると言い出し、何となく行きがかり上こちらも彼らに習ってフェンス越しに眺めることにする。寺院自体は非常に小さいもので、彼らはこれに30ルピー払うのは割に合わないと思ったようだ。

そのまま海岸に歩いて行く。初めてのベンガル湾だ。岩場には激しく波が打ち寄せ、多くの地元客が水遊びに興じている。女性も服の裾が水に浸かっても特に気にする風でもない。2004年の大津波のときにはここから水が襲ってきたのかと思うと恐い気持ちにもなる。

昼食エビ入りのビリヤニ(インド風炊き込みご飯)160ルピー(約270円)。

泊まっている宿の隣にはShakti Templeという小さな寺がある。寺というよりは一般の民家の中に作られた礼拝所という感じだ。

チェンナイで契約したSIMカードは1GBまでのプランだったのだが、テザリングでの利用をしたこともあってあっという間に容量を使い切ってしまった。町のAirtelショップで7GB 855ルピー(約1455円)25日間のプランでチャージを行う。

夕食は近所の食堂。米メニューがないとのことでチャパティ30ルピー(約50円)。周辺にはケーキ屋が多く、2個で30ルピーほどだ。

京都でゲストハウス経営をしているという日本人男性に会う。毎年宿泊客の比較的少ないこの時期にこの町に長期滞在しているのだそうだ。ゲストハウスに長期滞在しているが、海岸近くに安くて良いアパートがあるのを見つけたので来年はそちらに滞在予定とのことだった。ずっと雲ひとつ無い快晴だったがこのところ雲が出始めており、暑くなる兆候だそうだ。

夜の海岸に出てみる。波が強く、昨夜と同じように冷たい風と湿気を帯びた生温かい風が交互に吹きつける。いつかこんな海の近くで暮らしてみるのも面白いかもしれないなとぼんやりと考える。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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