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中央アジア:キルギス観光 ビシュケク街歩き

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中央アジア:キルギスの首都:ビシュケクで最初の朝。泊まっているApple Hostelは1泊8ドル朝食付きで、朝は隣接するフードコートへ向かう。一般客に交じって宿泊者専用の朝食を食べるが、パン一切れと目玉焼きかゆで卵にコーヒーといったメニュー。一般客の食べているものの方が明らかに美味そうだった。今朝この宿に到着したばかりと言うスペイン人男性と同席する。彼はロシア語に魅せられ、間もなくロシアに語学留学する予定で、それまでの間中央アジアのロシア語圏を旅するのだという。仕事で必要だったと言うわけでもなく、純粋にロシア語の美しさに惹かれたのが動機だとか。その自由な発想と行動力に刺激を受ける。

今日はここビシュケクをぶらぶら回ってみようと思う。ついでに昨夜トライしてみてダメだったSIMカードの設定も何とかしなければならない。ウズベキスタンの時と同じBeelineという通信会社のSIMカードなのだが、たまたま町なかにBeelineの小さな店を見つけ、ダメもとで相談してみる。店の女の子が格闘すること数分、ネット接続できるようになった。

今後BeelineのSIMを利用する人(いるかどうかわからないが)に向けて、APN設定は以下;
Name :Beeline
APN Type :Internet
APN :Internet
これでAPNsにbeelineが表示されるようになる

昨日SIMカードを購入したような町の雑貨ポストでもSIMは購入できるが、やはりBeelineポストでの購入の方がよさそうだ。

早速問題が解決できたので町を当てもなくぶらぶら歩いてみる。一番好きな時間だ。ウズベキスタンほどおなかの大きい女性をやたら見かけることはなくなった。ウズベキスタンと違ってキルギスの出産率は世界的に見て平均的だそうで、そういう点では成熟に向かいつつある国なのか。

10代と思われる男女数人が道端で話している。一人はムスリムのスカーフ(ヘジャブ)を被り、一人は金髪ロシア人顔、一人はチベット人顔、と顔も服装も全く異なる人たちが共存している。彼らにとっては日常の当たり前の光景だろうが、それが当たり前ではない環境で育った日本人の自分には印象深く映る。

昼食にレストランに入る。女性店員が外国人の自分に興味津々で、客がほとんどいないこともあって「●●は英語(日本語)で何というのか?」等々質問を連発してくる。ただ会話にはやはり非常に苦労する。

土曜午後とあって道路は大渋滞でクラクションの海。昨日までいたカザフスタンがいかに整然としていたか(どちらが良いかはまた別の問題)を実感させられる。

宿に今後のキルギスでのスケジュールについて昨夜から相談していた。南部にあるソンクル湖からチャタルクル湖へのツアーが可能かどうか確認をお願いしていたのだが、費用65ドル/日に加えガソリン代もすべてこちら持ちで1日100ドル近くになってしまうという返答。ソンクルから先はこのゲストハウスの守備範囲外ということもあり安価での手配が難しいらしい。

中国ビザの入国期限の関係上、キルギスではあまりのんびりしていられないという事情がこちらにはある。そのため、確実にこなせるであろう日程を先に持ってくることにした。キルギスにはイシククル湖という大きな湖(面積は琵琶湖の9倍)があり、この湖の東岸にあるカラコルという町に明日まず向かうことにした。ここからアルティンアラシャンという山岳地帯へトレッキングができるのだ。

宿のスタッフ(フジテレビ佐々木恭子アナによく似た英語堪能な女性。キルギスにはこの手の顔の女性が多い)は「ソンクルを先にしたらいいのに」と残念そうな口ぶりだった。実際、事前にキルギスのCBTという団体にこの時期のソンクル湖訪問は可能か打診していて、既に雪が積もっていて通常のルートでは難しいと返信をもらっていたので、ソンクル行きが難しいかもしれないことはわかっていた。アルティンアラシャンの後でソンクル行きのチャンスがまだあればトライしてみるつもりだ。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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