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ベトナム旅行 タムコック(Tam Coc)観光 フォンニャ(Phong Nha)へ

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今日はベトナム北部の町タムコック(Tam Coc)からフォンニャ(Phong Nha)へ移動する。フォンニャはこれもまたベトナムに来るまで聞いたこともなかった場所だが、世界最大級の洞窟で有名な場所らしい。

夜行バスでの移動となるのでそれまでの時間は引き続きタムコック観光に費やする。まずは宿泊にセットの朝食をいただく。

昨日同様に自転車をレンタルして走り回る。今日も陸のハロン湾の異名そのままの景観が広がる。

まずはBich Dong(碧洞)という寺院へ出かけてみる。ここには洞窟もあるのだがそちらへ進む道は封鎖されていたため、岩山の上にある洞窟寺院へ足を運んでみる。アンコール遺跡群のひとつと言っても通用しそうな雰囲気の寺院で、ベトナムに来て初めて東南アジアを強く意識する。岩山と寺院の組み合わせが印象的。かなり肌寒かった昨日と比べると今日は暖かいが寺院内は半袖禁止。意外に中国人や欧米人観光客が多い。

近くの食堂で昼食40000ドン(約200円)とコーヒー20000ドン(約100円)。日本風に言えば野菜焼きそばだろうか。この食堂も暇そうで、店の主人が例の巨大なキセルで一服していてけだるい雰囲気が充満している。

Thung Nham Bird Parkという野鳥公園へ向かう。公園全体の入場料100000ドン(約500円)。野鳥公園へ行く途中、Tien Grotto(霊寺谷)という小規模な洞窟を見つけ入ってみる。数百段の階段を登って洞窟に入る。上中下の3層構造になっていて、最上部が仏像の安置されたThien Duongという洞穴で天国を表し、中段のTran Gianが地球(大地)を、最下段Dia Ngucが地獄をそれぞれ表しているのだそうだ。地獄のDia Ngucが最も印象的。

自転車でしばらく坂道を登ってようやく野鳥公園(Vuon Chim Thung Nham)に到着。敷地が非常に広くとてもすべてを見て回ることは出来そうにない。ここにも水中洞窟があるとのことでそこに入ってみる。竹を敷き詰めて作られた通路がほとんど浸かるぐらいの水位で、天井も低く身をかがめていないといけない。

宿に戻ってくるとあたり一体が停電していて真っ暗。フォンニャ行きのバスは21時発翌5時着。30000ドン(約1500円)と400000ドン(約2000円)の2種類があり、後者がトイレ・WiFi付きバスでフォンニャでの1泊付きとのことでこちらを選択。バスはこの宿の目の前に停まるとの事で他の宿の宿泊者で同じバスに乗る人たちも集まってくる。出発までの間に宿で最後の食事。ヤギ肉と野菜のスープ40000ドン(約200円)、白米10000ドン(約50円)、パイナップルジュース20000ドン(約100円)。ヤギ肉スープは思ったよりあっさりしていて、肉は破片ばかりだった。

21:30ようやくバスがやってくる。揺れが酷くなかなか眠れない。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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