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インド:ラダック旅行 3.ヒマラヤを越えてレーへ

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デリーからラダック:レーへの出発日。インディラガンジー国際空港から格安航空会社:キングフィッシャー航空でのフライトである(その後2012年に経営破綻)。空港は国内線・国際線で場所が別なのだが、今日の搭乗便は国際線空港からの出発だそうで直前まで知らず危なかった。

幸い好天に恵まれ予定通り離陸。やがて眼下にヒマラヤの山々が見えてくる。

above himalaya_1

above himalaya_2

above himalaya_3

やがて飛行機は高度を下げ、巨大な山の間をすり抜けるようにして着陸体制に入る。レー(Leh:標高約3500m)に到着である。富士山9合目ぐらいの高さにいきなり来てしまったので、高山病にならないよう注意する。見たところ乗客は自分以外すべてインド人観光客(裕福そうな)だったようである。

プリペイドタクシー165ルピーでレー市街中心部に向かう。どこか良いゲストハウスがあったら案内して欲しいとドライバーにお願いしたところ、出来て間もないらしいきれいな宿を紹介された。

本日の宿泊先:Barath Guesthouse

barath guesthouse

連泊を条件に1日あたり500ルピーで交渉成立。近隣にはもっと安い宿もあるとは思うが、まずはここをベースにすることにした。

現地のラダック人(ラダッキ)のおかみさんに加え、ネパールからの出稼ぎ男性3人で切り盛りしている。食堂ではお茶や食事が可能で、みなフレンドリーだった。新築間もないという事で部屋・ベッド・水まわりなど非常にきれいだった。インドの常でシャワーの温度はなかなか上がらないのだが、そういうときはバケツいっぱいに熱湯を持ってきてもらいそれを使って入浴する。

中心部のメインバザールまではゆっくり歩いて10分ほど、坂道を登って行かなければならない。途中にあったゲスモーレストラン(Gesmo Restaurant)で食事。トゥクパ(チベット風うどん)、ポテトエッグサラダ、カモミールティーなどを注文。ベーカリーも併設されており、欧米からの観光客が多く利用している。若い店員たちがてきぱきと店内を切り盛りしている。

小高い丘の上にレー王宮(Leh Palace)が見える。チベットのポタラ宮のモデルになったとも言われる、かつてのラダック王の宮殿跡で現在は廃墟になっている。今日はここまで行こうと石畳の坂道を登るが、高地に身体が順応しておらず足が前に進まない。10歩進んでは休むような亀の歩みで、あえぎあえぎ宮殿までたどり着く。

leh palace_1

leh palace_2

road to palace

view from palace

namgyal tsemo

leh palace_3

まだ営業していないのかカギが開いておらず最上階までは行くことが出来なかった。それほど観光化されていないようで、内部は薄暗い、場所によっては真っ暗であった。このあたりでは一番高い場所からレー全体を眺めることができた。

メインバザールにあるLamayuru Restaurantで偶然日本人の男女と一緒になる。すでにここに来て何日かになるそう。旅慣れた人のようで色々と近隣情報や旅一般情報を教えてもらう。

いわく「ラマユル(明後日訪問予定)へ行く途中に店はなく水をあらかじめ準備しておくこと(高地順応のために大量の水分を摂る必要がある)」「高山病の薬ダイアモックスを購入しておくこと」「カトマンズ・デリー・パキスタンが世界3大汚い都市だったこと」などなど。

遅くまで話し込み、夜道をゲストハウスに向かって下っていく。宿の庭には日本の桜にそっくりのアプリコット(あんず)の花が咲き始めている。

apricot

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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