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中国西域への旅 雲南省:香格里拉(シャングリラ)観光

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雲南省:香格里拉(シャングリラ)で朝を迎える。宿の屋上から眺めると、昨夜からの雪で町じゅうの屋根は真っ白。近くの食堂で朝食18元(約270円)。

宿近く、巨大マニ車のある亀山大仏寺へ行ってみる。このマニ車(Prayers ’Wheel)は20人がかりでようやく回すことができるほど巨大なもので、中国人観光客に人気だった。この寺は1667年建立だそうで、そこここに高僧たちの写真が飾られている。同じ赤いコートを着た団体観光客が大勢参拝しており、彼らは額を地面につける本格的な礼拝を行っていた。寺へ上がる石段に積もった雪が寒さでガチガチに凍っていて滑る。



入り口で番をしている僧侶が日本人と聞いて喜んでくれる。5元払ってバター灯明(チベットでは神聖な食べ物とされるバターで作った灯明)を供える。帰り際にチベット語でトゥジェチェ(ありがとう)と挨拶すると僧は大笑い。

このあたりは香格里拉でも古城(オールドタウン)と呼ばれるエリアで、2014年に大火で待ちのかなりの部分が焼失したのだそうだ。そのため防火については非常にうるさい町である。

小高い丘の上にある百鶏寺にも足を運んでみる。参拝していけと声をかけられ、ここでもバター灯明を供える。ここも文化大革命(1966~76年にわたって続いた社会的騒乱)で破壊された寺のひとつだそうだ。この小高い丘からは町が一望できる。

町に出ると雪はかなり少なくなっているが、歩道が病院の床のような素材で出来ていて、ほんの少しの雪でも滑りやすくて歩きにくいことこの上ない。

香巴拉蔵文化博物館へ行ってみる。入場料金180元(約2700円)と破格の値段だが、今日は英語ガイド不在との事で150元(約2300円)でいいとのこと。パンフレットがこれまでのどの観光地でもらったものより立派。

最上階8階から順に階下へ進んでいく。8階には世界最大の立体マンダラ(2015年ギネス登録)がある。金ぴかの宮殿を無数の仏像が取り囲む。階下にはタンカ(唐卡:仏画)や地域の写真が多数展示されていて予想外に楽しめた。建物全体を貫くように中央部にそびえたつ巨大な観音像が圧巻。高さ20mのブロンズ・金メッキ製で、カーラチャクラと呼ばれている。上部の青が空を表し、24本の腕は月の24周期を象徴している。ほかにも12,60,360などの数字にそれぞれの意味を持たせているのだという。

18時の閉館時刻になって退館するよう促される。目の前のバス通りは雲南省南部からチベット西部まで延々と通じている古くからの道である。この道がかつて茶馬古道と呼ばれ、交易と交流の重要なルートだったそうだ。中国産の良質の茶葉とチベット産の強い馬を交換するために毎年この道を行き来していたという。チベット人はバター茶という独特なお茶を毎日大量に飲む必要があり、中国では軍事上の理由などで頑健な馬と必要としていたことから、この交易路が活発に利用されていた。現在も理塘(リタン)、徳欽(デチェン)、中甸(シャングリラ)、麗江(リージャン)などのなじみの街から遠くチベットの拉薩(ラサ)、江孜(ギャンツェ)、日喀則(シガツェ)や不丹(ブータン)、尼泊尓(ネパール)まで、各地をつなぐ重要なルートとして機能している。現在でも農閑期の冬になると、数ヶ月かけてラサまではるばる1000km以上のこの道を五体当地で巡礼するチベット人が少なくないという。

宿近くの食堂で夕食。鶏肉じゃがの黄炯鶏44元(約660円)、かなり高いが美味かった。

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