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中国西域への旅 四川省:松潘(スンパン)から九寨溝(ジュウジャイゴウ)へ

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前日の黄龍(ファンロン)観光を経て、今日11月26日は四川省:松潘(スンパン)から九寨溝(ジュウジャイゴウ)へ向かう。出発時の乗客はわずか数人、ドライバーも後から乗ってきた乗客も少ないなあという表情である。2時間ほどで、あらかじめ目をつけておいた宿があると思われる場所で下ろしてもらうがお目当ての宿がなかなか見つけられない。道々で会う人に片っ端から場所を聞いてみるがそれぞれ言うことが違う。Google Mapなどの地図もデータが間違っており、最終的には中国人旅行者が一緒になって探してくれてようやく見つけることが出来た。以前この宿があった場所から移転しており、なおかつ名前も少し変わっていたため見つけるのに手間取ってしまった。

この日の宿は五彩九寨假日酒店(Wuchai Jiuzai Holiday Hotel)で1泊69元(約1040円)。

今日のうちに観光を済ませてしまうつもりだったのだが、既に午後になってしまい駆け足で見て回るのが嫌になってきた。ここも多くの中国人観光客で賑わっているが、あくせく観光するのではなく数日のんびり過ごすのがここでの彼らのやり方のようだ。彼らを見習って今日は九寨溝には入らずのんびり過ごすことにする。

標高2000mまで下がってきているのに階段で息が切れる。宿と九寨溝入り口の間に山崩れ注意の表示がある。2000年波密、2003年丹巴、2006年西寧北山、とそれぞれ大規模な山崩れが起きて多数の死傷者が出ているのだそうだ。

通りを男数人がこちらに向かって歩いてくる。中国国旗を高く掲げて何かを大声で叫んでいる。日本人と知られるとあまり都合が良くなさそうだ。お土産を両手に持った別の中国人観光客たちは眉をひそめて彼らの方を見ている。

翌11月27日、朝から九寨溝観光に出かける。宿のそばの食堂に声をかけられ、重慶小面12元(約180円)の朝食。青稞餅というほんのり甘いパンのようなものも買っていく。

入場料80元、移動のバス代80元の計160元(約2400円)を支払って入場する。バスで一番奥に位置する長海へ向かう。湖面まで下りることはできないが、遠目にも深いエメラルドグリーンの水面が美しく、行った事もないスイスを連想させられた。

そこらじゅうで野生のリスが走り回っている。人馴れしているのか、ずいぶん人間の近くまで平気でやってくる。

来た道を歩いて少し戻ると五彩池という深さ7mほどの小さな池が見えてきた。自然に出来たとは思えないほど深く鮮やかな青で、石垣焼の色合いをまた思い出した。湖底の藻や倒木を青のフィルターを通して見ることが出来る。時折弱い風が吹くと水面にさざ波が立ち、青色が鮮やかなままで湖底の輪郭がぼやけてくる。青い色がゆらゆら動くさまを見て、オーロラもこんな風に見えるのだろうかと考える。いつまで見ても見飽きることのない景色だ。

バスでチベット式住居のような建物がある辺りまで下り、土産物屋が軒を連ねる一角を通ってから、諸日朗瀑布まで歩いていく。「諸日朗」とはチベット語で男神を意味する言葉だそうだ。落差、幅、音の迫力がある滝で、水しぶきが飛沫となって辺り一帯に飛び交っている。滝つぼの周囲は飛沫が凍って霜柱のようになっている。

さらに犀牛海、老虎池と下っていく。色とりどりの木々が青い水面に映る姿が実に美しい。紅葉真っ只中の時期であればものすごい光景が見られることだろう。

池の中心の濃い緑、周辺の薄い緑、静かな水面に映る木々などを見ていると、どこか東山魁夷の絵を連想させられるところがある。

歩いて下っていく途中に次々と美しい湖沼が現れて、その色彩の鮮やかさに目を奪われてなかなか先へ進むことが出来ない。

いつの間にかスタート地点まで戻ってきたので再度バスで別方向へ行こうとしたが、ここから上へ向かうバスがもう終わりだということで五花海など別の見所は見れずに終わってしまった。入場券が当日限り有効なのだが、1日ですべて見て回るにはかなり急がなければならないようだ。

夕食、豚肉細切り+ネギとゴーヤ+豚肉を一度に頼んでしまう。少々食べすぎている気がしないでもない。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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