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中国西域への旅 甘粛省 張掖(チャンイー)丹霞地貌

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中国甘粛省:張掖(チャンイー)に来た目的は丹霞地貌という色とりどりの地層を見るためだ。宿泊している桃源居商務賓館はバスターミナルに隣接しているので、宿を出てすぐバスに乗って出発する。

粛南行きバス10元に乗り、途中で降ろしてもらわなければならないので運転手にその旨を伝えておく。出発から1時間ほどで張掖丹霞国家地質公園西門前に到着。ここから入場口まで数百m歩くのだが、食堂や宿が意外に多く、日の出日の入りをここで見るために泊まる人は多いかもしれない。そこらじゅうにたくさんいる子犬がお出迎え。

入場料54元に加え、公園内を移動するミニバス代20元が必要になる。広大な公園内で観賞ポイントがそれぞれかなり離れており、歩いても廻れなくはないだろうがかなりの距離である。西門から入場すると1番→5番→4番→2番の順で回る(なぜか3番はなかった)。

まずは1番。

続いて5番。バスを降りてずっと歩きながら地層を眺めていると次の乗車場に着くようになっており、そこにはバスが先回りして停まっている。

次が4番。ここは七彩山と呼ばれており、確かに色とりどりの山肌が虹のようである。一望しただけで「何だこれは?」と思わずにはいられない景色で、ここでのハイライトになるだろう。

最後に2番。ここは他と比べてとりわけ小規模で、バスもあまり長い時間停まってくれず早くするよう催促される。このバスに行ってもらって次のバスを待ってもいいのだが一応指示に従う。

もっと日が長い夏にここを訪れれば真っ赤に染まる丹霞地貌が見れるかもしれない。ただ、「張掖 丹霞地貌」で画像検索すると出てくるものほどどぎつく色鮮やかなものには恐らくならないだろう。これら画像はオリジナルをかなり加工していると思う。自分のカメラでちょっと加工しただけでもかなりインパクトの違う画像が出来上がってしまう。

日が暮れ始めた。思いのほか長居をしたので急いで戻ることにする。帰りのバスを自分を含め10人程度が待っているがなかなかやって来ない。タクシードライバーは今日はもうバスはないと言って(本当かどうかわからない)高い料金を提示してくる。ようやく来たバスも行き先が違うとのことだったが、交渉の結果途中まで乗せてくれてそのあと他のバスへ引き継いでもらえることになる。料金も11元、行きとほとんど変わらない金額で良いとのこと。外国人は自分だけだったのだが、周りの中国人が乗車前も後も色々手助けしてくれた。途中で別のバスへ乗り換えて無事張掖西バスターミナルへ到着。我々10人はイレギュラーな事態を経て何となく一体感のようなものを感じて、各々がにこやかに手を振って別れた。

この日の夕食は孜然肉蓋米飯15元。蓋米飯というのがコメの上に何かが乗る料理だというのはわかったので、ついつい注文してしまう。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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