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中央アジア:キルギス観光 アルティンアラシャンへのトレッキング

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中央アジア:キルギスのイシククル湖東岸の町:カラコル。町はずれの宿:Teskey Guesthouseで朝を迎える。8時朝食とのことだったが少し寝坊しオーナーに起こされる。ハンガリー、フランスの各カップル計4人と同席。前者は昨日アラコル湖から戻り、今日は近くのジェティオグスという観光地へ、後者はソンコル湖へ向かうとのこと。自分がこれから向かうルートでアドバイスを求めると、アラコル湖への急坂は確かに厳しいが運が良ければ行けるとの言葉をもらう。ただし、アルティンアラシャンの宿が今年の営業を終了し始めており、彼らが泊まった宿も自分たちが最後の客だったそうだ。また今日になって雲が空を覆い始めているのが不安ではある。アラコル湖は富士山頂上より標高が高い3919mなので高度順応も重要になる。富士山を越える標高で傾斜60度の坂を登れるだろうかと考えてしまう。

昨日宿のオーナーから、Akusu行きのバスを降りてからアルティンアラシャンまでは徒歩30分と聞いていたので余裕をもって午後出発するつもりだったが、どうも聞き違えていたようで4時間半かかるとのことであわてて昼前に出発。「for half an hour」と「four and half an hour」の聞き違えだったのだろうがえらい違いである。日のあるうちに着けるかどうか。

昨日教わったアクティレクバザールへ向かう途中の食堂でサモサとラグマン(中央アジア風うどん)、コーヒーで160ソム(約240円)。アクティレクバザールの通りをずっと奥に入っていったところにバス乗り場があるが、別にきっちりした乗り場があるわけではなくただ車やバスがたくさん停まっているだけだ。周りの人に聞きまくって目指す350番バスを探し当て、運転手に行き先を伝えて30ソム支払う。出発時に既にほぼ満員だったが、走行中も次々に乗ってくる。乗客に独特のキルギス帽をかぶった人がいて自分が今キルギスにいることを実感する。町なかに大統領の顔写真付き大看板がいくつもある。こういうものは個人崇拝につながりかねない気がして違和感を持ってしまう。

分岐点で降ろしてもらい、そこから14㎞歩く。眼前に広がる山の景色に2年前のヒマラヤトレッキングを思い出し、久々に山の環境に戻ってきたかと思う。しばらく歩くと川が轟々と流れる音が聞こえてくる。しばらく川に沿った道が続く。

標高2398mにある門まで2時間半で到着。ここからいったん川から離れて登っていく。整然とした杉林と雪山のコントラスト。自然の作る秩序の不思議を思う。

何だかんだと寄り道しすぎてだんだん薄暗くなってくる。結局アルティンアラシャンへの到着は18時半になってしまった。

1軒目の宿は閉鎖されており、2軒目が1泊250ソムといやに安かったためもうここでいいやと決定。昨日のカラコルの宿オーナーから聞いた最安の宿がこれらしい。最低限の設備のみでシャワーなし、原始的トイレが外にあり、電気も最小限で消灯後は使えない。まさに山小屋と言うにふさわしい宿:YAK Tours

ここは標高2500mで現在の外気温2度、冬はマイナス20度まで下がるとのこと。同宿者はアメリカ人マーティン(仕事を辞めて長旅中。フラットを2軒所有しているのでその家賃で旅費は賄えるそうで羨ましい)とフランス人カップルの計3人。

宿の青年はガイドも兼任しており、この山域にあるPalatka Peak(4680m)にも登頂しているそうだ。彼の母はパワーリフティング中央アジアチャンピオンで、自分もキルギスチャンピオンになったことがあるとのこと。現在の彼は華奢でとてもそうは見えないのだが、以前はプロテインばかり飲んで典型的なマッチョだったそうだ。この宿:Yak Toursの本店がカラコルにあり、市内で最も歴史が長い宿だとのこと。他に牧場も持っており、ヤク・馬・ロバなど多数がいるのだとか。彼はある程度英語が話せるので色々話をした。アラコル湖の先のルートで2年前にポーランド隊の死亡事故があったそうで、その時は彼がレスキューヘリを呼んだのだとか。彼らはガイドを断り山中に入ったものの、濃霧で身動きが取れなくなったところにテントに落石の直撃を受けたそうだ。ここアルティンアラシャンは天然温泉でも有名な観光地なのだが、そこはやはり山岳地帯、油断は禁物と改めて思わされるエピソードだった。

アラコル湖まではポーランド隊のルートほど大変ではないものの往復11時間はかかるとのこと。湖は登りきったところからかなり低い場所に位置しており、湖まで下りるとさらに1時間以上かかるので、登りきったところ、湖上のパスと呼ばれる峠がゴールとなる。明朝6時出発ということで朝食も作ってくれるようお願いする。5時起床のために夕食後はすぐにベッドに横になるがなかなか寝付けない。身体がまだ興奮しているのか、明日への緊張か、ヒマラヤトレッキングの時も疲れているはずなのに眠れない日が続いたことを思い出す。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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