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中央アジア:ウズベキスタン旅行 ブハラ観光2日目

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ウズベキスタン:ブハラでの滞在2日目。朝、日陰では少し寒いぐらいだが風が心地よい。今日もしっかり宿:Malikjon Houseで朝食をいただく。

ブハラの町はラビハウズ方面がOld city、反対側がNew cityと呼ばれるのだそうだ(地元のおばちゃん談)。まずは今日もOld cityの方に足を向けてみる。

まず向かったのがチャルミナール(chor minar)という、本当に普通の住宅街の一角にある4本柱の寺院。場所を示す表示などもあまり見当たらず、地元の町にひっそりと紛れ込んでいる感じ。広い空間の真ん中に池と1本の木、あとは何もない空間という造りは、他の建造物と共通している。肝心の中心部に何もないというのはなぜか東洋的に思えてしまう。沖縄の御嶽(ウタキ)も聖なる場所の中心は何もないただの空間である。

周辺にほとんど店舗もないのだが1軒の店で土産物だろうか、勲章がびっしりつけられた軍服(ソ連時代のものか)が売られている。はたして買う人がいるだろうか。

午前10時半、住宅街の中を歩いても誰も歩いていない。サマルカンドで見たのと同じ、すべての家々が高い塀と頑丈な門で守られている。

1軒の家の前で、お茶を飲んでいけと声をかけられ、お言葉に甘えることにする。
カモウさん一家で、こちらが日本人と聞いて質問攻めにあうがお互い共通の言語がほとんどないので意思疎通が難しい。
それでも若旦那イクロームさんの奥さん(育児休暇中の歯科医)が片言の英語が話せるのでかろうじて会話が成立する。

日本行きのビザをお前が俺に発給してくれと言われ説明に苦慮する。個人が日本行きのビザを発給することなどできないということをかなり苦労して説明する。

酒の話になり「日本人の自分は日本酒は味わって飲めるが、ウォッカは強すぎて一気に飲んだりすると大変なことになる」と話す。これをすべてボディランゲージでやるのはなかなか大変だ。はたから見るとパントマイムに見えるだろう。これを追求していくと何か面白い表現につながるのではないかと思ったりもする。

お茶と庭になっているぶどうなどでもてなしてくれた。お茶を入れるときに急須からカップに注いですぐに急須に戻す。この動作を3回繰り返したのちに初めて飲むのだという。この作法がイスラム教で重要なものだと説明してくれたようなのだが、言葉が理解できないのがもどかしい。

日本と聞いて彼らの口からすぐに出てきたのが相撲だった。若旦那が相撲(ウズベキスタンの伝統相撲か)をやっていたことがあるそうで、なかなか日本の相撲にも詳しいようだった。

日本でどれぐらい稼いでいるのかと聞かれ、あまり高い金額を言うのもなんだと思い月8万円程度と答えたが、家族全員の間に短い沈黙が生まれた。家族同士で「そんなにたくさん…」「だって日本だから…」「そりゃそうか…」というような会話がひっそりと交わされていた。その割には自家用車(大型ワゴン)が200万円したとも言っていたのだが。若旦那は金(きん)を持っているのだとも言っていたがよくわからない。

家族の写真を撮るも痛恨のピンボケ。写真を送ってくれということで住所を教えてもらう。

宿のすぐ近くの大衆食堂的な店で昼食。ランチビールはSARBASTというウズベク版カールスバーグ(Carlsberg)。食事代全部で50000ソム(約1500円)と言われびっくりする。後で聞くと他の人もみんなぼったくられているようで、道理で客が少ないはずだ。店内には9拍子のウズベクポップスが流れていた。

午後、Abdullaxon Madrasasi、Modarixon Madrasasiという2つのマドラサが向かい合う場所に行ってみる。

すぐ隣はsamoniylar istirohat bog’iという遊園地で中に入るとここでも結婚式をしているカップルがいる。サマルカンドのレギスタン広場でも頻繁に見たが、こういう場所でやるのが今の流行らしい。遊園地の一番奥には観覧車がある。ソビエト圏は何かというとすぐに観覧車だと誰かが言っていたが、どこで聞いたのか思い出せない。

ブハラは古くから水路が発達していたことで有名だそうで、Chasma Ayubという水路の歴史に関する一種の博物館兼公園が遊園地の真裏にある。

すぐそばにあるZooParkと書かれた動物園というにはあまりにも小規模な施設を抜けると、目の前に大きな池が広がりここで日没を迎える。ムクドリの集団がものすごい鳴き声をあげている。

そこからすぐのところにMarkaziy Bozoriという野菜、香辛料などを扱うマーケットがあり、薄暗い中でもなお活発なやり取りがされていた。

夜、ラビハウスそばのレストラン(Temir Restaurant)の戸外席でビールを飲むがかなり肌寒い。また調子に乗って飲んでしまい、会計55000ソム(約1650円)は明らかに使いすぎた。

夜になっても古くからの建物群は存在感を放っている。

調子に乗って飲んで、気分は上機嫌で懐は寂しく宿に戻ってきた。

この町、この国を歩いていて、ここは不便すぎるから効率化した方がいいよなあと思うことは多々あるのだが、それで失うものもたくさんあるはずだ、などと取り止めないことを考えながらいつの間にか眠っていた。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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