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インド:ラダック旅行 1.出発前夜:ラダックについて

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インド最北部にラダック(Ladakh)地方というエリアがある。ヒマラヤにほど近く、ほとんどの範囲が富士山頂上に匹敵する標高であり、一般的なインドのイメージと違い非常に寒い。国としてはインドということになるがチベット文化圏に属しており、もしかするとチベット文化を最もオリジナルに近い形で残しているのはここではないかと言われている。

半年前にネパールへ初めての海外旅行をし、そこで印象に残ったことのひとつがネパール国内にチベット系の人たちが少数派ではあるが暮らしていたことだった。チベット圏に属する場所で比較的短期間で行くことのできる所がないかと探した結果、2011年のゴールデンウィークに無理やり休みを追加してラダックへ旅することにした。実質1週間の弾丸旅行である。

ラダックと言ってもご存じの方は少ないだろう。「懐かしい未来」(ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ著)というラダックの生活様式を現代文明へのアンチテーゼとして提起した本があり、一部の人には知られていたそうであるが、私は今回の旅に出るまで名前すら聞いたことがなかった。

インドの州としてはジャンムー・カシミール(Jammu and Kashmir)州に属し、西へ進めばパキスタンと国境を接する地域である。インド・パキスタンは長年にわたって国境線をめぐって戦闘状態にあり、いわば少々きな臭いエリアでもある。北はチベット自治区と接しており、国境の行き来はできないもののチベットと深いつながりを持っている。

辺境の地であり当然日本からの直行便は存在しない。一般的にはインドの首都ニューデリーから飛行機(1時間強程度)もしくは車(2、3日かかる)で向かうことになる。飛行機で行く場合ヒマラヤの真上を飛ぶことになるが、欠航率が高く旅行者泣かせである。

今回は羽田を深夜発バンコク経由でデリーへ行き1泊。翌朝一番の便でラダックの中心地:レー(Leh)に向かった。欠航が数日続くこともあり、そうなれば旅のもくろみはパーである。デリーからの便は格安航空会社(LCC)を含め数社あるが(2016年現在ではいくつかの航空会社が撤退あるいは破綻したため選択肢が狭まっている。個人的にはジェットエアウェイズが最も信頼できる)、いずれも天候の最も安定する早朝出発となる。

冬はマイナス20度にもなる地域なので、一般的な旅行シーズンは春から初秋までである。ただ真冬になると川がすべて凍結してその上をトレッキングするチャダルが可能となるので、その時期を狙って旅行する人もいる。

今回ゴールデンウィークという日本人ならではの時期となったが、本格的な旅行シーズンにはまだ早く、開業していない店も多少はあった。欧米ではラダックは有名な観光地とのことで、夏になると大混雑するそうなので、結果的にはシーズン前のタイミングだったのが良かったかもしれない。

観光地という事で宿泊先は多く(シーズン前は営業していないところも多いが)、ホテルからゲストハウス、ホームステイまでバリエーションは豊富である。レストランやカフェなども、レー市内であれば中心部のメインバザールを始め数多くある。基本的にはチベット料理ということになるが、観光客向けの西洋風レストラン、ベーカリーなどもある。

ラダック地方はアプリコット(あんず)が名産で、ジャム・保湿クリーム・石鹸などアプリコットを使用した商品がおみやげに人気である。お土産として渡した女性陣の反応では保湿クリームは劇的に効果があったそうだ。ラダック地方は猛烈に乾燥しており、そこで日常的に使用されているクリームなのでそれも納得である。

今回完全に個人旅行で向かったが、ツアーを組む場合は日本で秘境専門に取り扱う旅行会社へ依頼するか、ラダックの旅行会社へ現地ツアーを依頼することになるだろう。

ラダックには日本人が経営する旅行会社が少なくとも3件ある(今回はいずれも利用していない)。これだけ辺境の地で暮らしている日本人が少なくとも3人はいるというのが驚きである。

ヒドゥンヒマラヤ Hidden Himalaya http://zanskar.jimdo.com/
マザーアースツアーズ&トラベル Mother Earth tours & travels  http://me-ladakh.com/
ネオラダック NEO-LADAKH http://neo-ladakh.blogspot.jp/p/our-travel-agency.html

初めてのインドヒマラヤ、初めての本格的なチベット文化圏、どのようなところなのか期待がふくらむ。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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