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エベレスト街道単独トレッキング23日目:クムジュン再訪

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テンボチェ(Tenboche:3867m)の朝。日の出とともに外に出ると今日も山々が一望できる。
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黒犬の親子がじゃれついてくる。体毛の先は凍っている。この寒さの中、ひと晩中外にいても平気なのかと感心してしまう。
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オーストラリア人男性が起きて早々一服している。エベレストベースキャンプでももちろん吸ったそうで「これがないと何も始まらない」との事。宿に戻り朝食。アップルパンケーキが美味だった。昨夜のヤクカレーといいこの宿は料理が上手い。

ナムチェバザール方面へ向けて坂を一気に下る。ここからはクムジュン(Khumjung)の村も見える。
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坂の途中で、以前クムジュンで泊まったロッジのおかみさんと偶然顔を合わせる。テンボチェに用があるのではるばる2時間かけて登ってきたそう。これではみんな健脚になって当然という気がする。次回の再会を期して別れる。

一気に600mを下りきってバッティ(茶屋)のあるプンキタンガ(Phunki Tenga:3250m)に着く。揺れるつり橋を渡ってLausasaを通過してから今度は登り坂。登り切るとそこもまた絶景。その後、分岐点のSanasaで今日の行き先をどこにしようか考えていると、日本人のご夫婦が通りかかる。またネパール人と間違われ「何でこんな良い服着てるの」と言われる。日本人だと説明し久々に日本語でしゃべる。三浦雄一郎さんやイモトアヤコさんのヒマラヤ遠征をサポートするシェルパチームのリーダー:ペンバ・ギャルツェンさんがガイドについている。イッテQを見てのじきじきのご指名だそうである。行き先を決めかねていると言うと明日ターメ(Thame)に行くなら今日はクムジュン泊がよいと勧められる。

結局前回同様、タシデレロッジ:Tashi Delek Lodgeに宿泊する事にする。おかみさんは入れ違いでテンボチェに行って帰ってこないが娘2人がちゃんと世話をしてくれる。まだ10代だと思うが立派なものである。相変わらず宿泊客は自分だけ。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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