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インド悠久の旅 バダミ(Badami)観光

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インド南部カルナタカ(Karnataka)州のバダミ(Badami)3日目。朝、バスターミナルの道を挟んで向かいにある小高い丘:Malegitti Shivalayaに登ってみる。7世紀初頭に建てられたという寺院が岩の上に乗っかっている。

外国人観光客が珍しいのか、次から次へと子供たちが寄ってくる。インドでは子供であってもその表情からどことなく思索的・哲学的な雰囲気が感じられることが多いのはこちらの気のせいか。

上まで登ってみると、こじんまりとしてはいるものの非常に印象的な美しい寺院である。

寺院へ登ってみると近所の女の子が十数人駆け寄ってきて片っ端から写真撮影させられる。みな良い子たちばかりで、先に丘を下りて各々の家に戻る時にもずっとこちらに向けて手を振っていた。撮った写真を送る約束をして別れる。

寺院には勉強道具を持った少年がひとりで来ており、少し話をしてみるがなかなかこちらから離れず、何か言いたいことがありそうな感じでおずおずとついてくる。何だろうと思っていたところ「50ルピーくれ」と言う。外国人と見て金をせびってみたかったが、なかなか言い出しかねていたらしい。ここも金ではなくちょうど持ち合わせていたクッキーで懐柔する。こちらが丘を下りてからもいつまでも手を振っていた。

丘を下りて辺りを歩いていると子供6人の大家族に出くわす。子供たちがしきりにこちらに何か言ってくるので何だろうと思っていると、風船をくれと言っているらしい。実に子供らしい子供たちと言うべきか、元気いっぱいでこちらまでうれしくなる。

集合写真を撮ろうとするとカメラに突進してこられてなかなか撮影させてもらえない。

丘を回りこんだ先に寺があると言われそちらへ行ってみる。人の気配もなく、赤茶けた岩と大地がひたすら続く。そういえば町の道もみな赤茶けていて、これがデカン高原の大地の色ということかもしれない。

やがて小さな建物のあるところにたどり着く。これがおそらく寺院ということなのだろう。

一昨日石窟寺院から池の反対側に見えていた寺院のあたりに来ているらしい。荒涼とした岩の上にぽつんぽつんと木が生え、石積みの建物が築かれている。

ここからは対岸の石窟寺院やバダミの町並みが一望できる。

ここは巨大な岩の上にあり、方々に巨大な割れ目がある。この割れ目には既に木が生えており、この割れ目を伝って歩く。

結局、岩山をぐるっとひと回りしたような形になった。岩だけの大地を見事なまでに利用して建物を築いたものだと改めて感じさせられる。

あまり人もいない高台で岩と樹木のコントラストに目を奪われる。こんなところでも植物は根を生やし葉を茂らせるのだなと改めて感心する。これが木々の全く無い、岩だけの光景だったなら相当に荒涼とした殺風景だっただろうなと思う。

昼間のこの時間帯に長時間外を歩いていると40度近い暑さでふらふらになってくる。空の弁当箱を持った少年が後をついてきて金をくれと言う。池の方を見ると今日も女性が洗濯している。脱水がわりに洗った服を岩に叩きつけているようなのだが、こちらの方がしぼるよりよほど体力を消耗しそうである。洗濯の仕方というのも地域によって違いがあり、ヒマラヤ山中のチベット族はそもそも脱水するという概念がなくずぶぬれの服をそのまま干していた(翌朝にはカチカチに凍っていた)。

本当は今日バダミをたって次の目的地へ向かうつもりだったのだが、バスの時間も過ぎてしまいもう1泊することにした。宿へ連絡すると快く延泊をOKしてくれたので安心して散策を続ける。対岸の石窟寺院が美しい。

バイクで通りがかったご一家。インドではバイクに4人乗りというのはほぼ定員乗車と言える。子供を前後にぎゅうぎゅうづめで6人ぐらい乗っているバイクを目にすることも珍しくない。

ここカルナタカ州でマラリアが流行しているという情報を海外旅行専用のスマホアプリSitataから得ていた。世界一周旅行中の日本人ご夫婦が旅先でマラリアでふたりとも亡くなるということが過去に起きており、インド人と違い耐性の全く無い日本人としては注意しなければと思っていた。マラリア予防薬を入手できないかと町の薬局に出向いてみる。この辺に関しては日本出国前に海外情報に詳しい医師に相談し、マラロン(毎日服用)もしくはメフロキン(週1回服用)という予防薬の継続服用を勧められていた(ただし人により強い副作用がある)。ただ、マラリア蔓延地域への具体的な滞在日程を示さないと処方できないということと、日本国内では非常に高額になることから当初から現地調達を考えていた。薬局ではクロロキンという薬を勧められ、250mgを1日3錠服用するよう指示される。現地では日常的に使われている薬なのだろう。値段は忘れたがおそらく数百円で10日~2週間分ほどを買ったように思う。薬局にいたほかの客は「マラリアで薬なんか買うの?」というような目でこちらを見ていた。

ちなみに、このSitataというアプリは海外安全情報(疫病から治安・テロ情報まで)に特化して情報発信を無料で行っていて、これまでのところ非常に助かっている。自分以外にこれを利用しているという旅行者にまだお目にかかったことがないのだが、情報発信は非常に速くおすすめである。以前はキルギスなどいくつかの国が登録されていなかったのだが、欠落を指摘したところ即座に修正してくれた。

道端の屋台で夕食。1皿20ルピー(約35円)のチャーハンのようなものと、勧められてチキン20ルピー。食べ終わると道路向かいの屋台のチャイが安くて美味いぞと勧められる。1杯5ルピー(約9円)。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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