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インド悠久の旅 ハンピ(Hampi)からバダミ(Badami)へ

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今日はハンピ(Hampi)から同じカルナタカ(Karnataka)州のバダミ(Badami)へ向かう。朝、ハンピからホスペット(Hospet)へ向かうバスがどれかわからず、profit bus(チャーターバスのようなものか)に乗ろうとして注意される。村の入り口にあるゲートの一番近くから出発する赤いバスがホスペット行き8時発の便で、どうも昨夜からここに既に待機していたようだ。

13kmほどの道のりだがゆうに30分以上かかってホスペットバスターミナルへ到着。ここからバダミ行きの直行バスは無いそうで、まずイルカル(Ilkal)行き114ルピー(約195円)のバスに乗る。高速道路のはずなのに猛烈なガタガタ道で何度もバス全体がジャンプする。2時間強でイルカルに到着し、バスターミナルで隣に停まっているバスに乗り換える。バダミまで54ルピー(約92円)。

この地域の正月だからなのか、至るところで人々がバスに向かって紫色の液体を投げつけてくる。インドのバスは冷房など無く、ドアも窓も全開だからひとたまりもない。白いシャツを着ている人などひどいことになっていた。こちらはここまでの1ヶ月以上のインド旅で危機回避能力でも身についたのか、毎回バックパックで防いだり隣の人を盾にしたりで実害なしで済んだ。

結局イルカルからも2時間、合計4時間強でバダミに到着。町というには規模が小さく、あまりに素朴な感じの土地である。バスターミナルそばの Hotel Anand Deluxe、1泊500ルピー(約850円)に投宿。

早速近くのCave Templeに出かけてみる。入場料200ルピー(約340円)で18時まで。洞窟を削って築いた寺院の内部には、行ったこともないエジプトを連想させるような人物像が彫りこまれている。

下から順に登って行き、3番目の寺院は西暦578年、4番目は7世紀頃建立のジャイナ教寺院だとのこと。

とにかくインド人観光客が多い。外国人観光客が避ける酷暑期の4、5月はインド人が国内観光をする絶好の時期でもある(学校もこの時期は休みに入るらしい)そうで、これからはどこへ行ってもインド人だらけになるらしい。一緒に写真を撮ってくれ、お前の写真を撮らせてくれとひっきりなしに声をかけられる。よほど外国人、さらには日本人顔が珍しいのか。それでも宿探しで最初に廻ったホテルでは宿泊客の4割が日本人だと言っていたのだが。「日本で一番有名なインドのものは何?」と聞かれて答えに窮してしまう。インドというとカレーが真っ先に浮かぶがそれ以外にインドのものとして何を知っていると言えるだろうか。

会う人ごとに「ネパール人か?」「南インド(タミル)人か?」と聞かれる。こちらのすっかり日焼けした風貌とモンゴロイドの顔立ちのアンバランスさが、相手に思わず笑ってしまうようなある種の印象をどうも与えているらしい。

この石窟寺院は6世紀頃に造られたとのことだが、独特の彫刻様式に感じられる。エジプトっぽくもあり、仏教的でもあり、その当時から世界の各地域との交流・影響があったのだろうか。

寺院が造られた岩山そのものも印象的な色合いである。これ自体が一種のアートのようにすら感じられる。

池では子供たちが泳ぎ、男たちは岸辺で黄昏れ、女たちは服を岩に叩きつけて洗濯している。水牛にちょっかいを出していたら、おとなしいとばかり思っていたこの動物に反撃されて慌てて逃げる。そういえば沖縄の竹富島の水牛もおとなしそうに見えて実は短気だったことを忘れていた。池の奥には小さな寺院があり夕日にその姿が映える。

以前、インドに行くなら有名観光地ばかりではなく田舎に行くことを勧められたことがある。そこでこそ観光地ではない本当のインドが体験できると。ここバダミへ来てその言葉の意味が少しわかったような気がする。ここも観光地ではあるもののあくまでマイナーな存在で、田舎であるとは言えるだろう。大きな建物も商業施設もなく、人々は素直で開けっ広げで格好をつけるようなことも無い。初日にしてこの町にこの上ない居心地の良さを感じている。

夕方、SIMカードをチャージしにAirTel店舗に行くが、人が殺到していてカオス状態になっており全く先に進めない。ひとりの客の用件が済む前に別の客が次々に割り込んでカオスを増長している。これは無理だと早々に退散する。

宿に併設のレストランで夕食にGobi Fried Rice、70ルピー(約120円)。Gobiとはカリフラワーのはずだが特にそれらしいものが入っている気配は無いのが謎である。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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