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スリランカ旅行 ミヒンタレー(Mihintale)観光

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今日はアヌラーダプラ(Anuradhapura)からほど近いミヒンタレー(Mihintale)へ向かう。ミヒンタレーとは「マヒンダの丘」という意味だそうで、2000年以上前にインドのアショカ王の息子マヒンダがこの地を訪れ、スリランカにおける仏教を興したことにちなんで名づけられたらしい。ここミヒンタレーはスリランカ仏教勃興の地として非常に重要視されているようだが、その割には観光客は少ない。

アヌラーダプラのニューバスターミナルからミヒンタレーまでバス33ルピー(約24円)で向かう。わずか13km程度しか離れておらずあっという間に到着。プルメリアの木が両脇に立ち並ぶ参道の石段を登る。2000段近い階段を登り切ったところで入場料500ルピー(約350円)を支払う。

Invitation Rockという巨岩の上の展望台へ登る。最後の急な階段は岩にくぼみが彫られただけのもので、雨の日は滑って恐いだろう。地元の女の子が登ったはいいが、いざ下りるときになって恐くて下りられないと泣き出してしまった。手すりもあるのだが、岩を乗り越える箇所もあり足が悪い人などは相当苦労するだろう。

巨岩の上からは360度の眺望が望める。見渡す限りのジャングルとはるかかなたにまるで小島のように浮かぶ小山。ここは他の場所と違って観光地化が進んでいないようで、訪れるのも地元の人が多い。外国人が珍しいのか握手攻め、写真攻めにあう。

白い仏塔のマサーハーヤ。

マサーハーヤの先の黒い岩をつたって下って行くことが出来るようで歩いてみる。強い日差しのせいで岩が猛烈に熱くなっており、裸足ではとても歩けない。

地元の男性4人が犬を抱きかかえて下りて来る。犬をどうするのかと思ったが飼い犬だという。あまりに暑くて犬が歩きたがらないので抱きかかえて下りるのだそうだ。途中の大きな水溜りに豪快に犬を放り込んで、入浴代わりだと笑っている。随分乱暴な扱いだ。どこから来た?仕事は?などなどお決まりの質問を投げかけられる。

ここからアヌラーダプラの仏塔がはるか彼方に見える。

来たときとは別のルートで下りてみると、柱が印象的なSinha PokunaやKanthaka Cetiyaといった遺跡がひっそりとたたずんでいる。

帰り際、博物館の男性職員からAncient Hospital Ruinsを見て行くように勧められる。9世紀の病院跡だそうで、外科手術の痕跡も発掘されているらしい。当時の手術など想像するだけでも恐ろしい。

アヌラーダプラに戻り、駅で列車の予約をしようとしたが、鉄道システムがダウンして今日はどこも予約が出来ない状態になっているという。明朝もう一度トライするしかなさそうだ。

夕食を食べようと食堂に入るとあたり一帯が停電。真っ暗な中、貧弱なランプの光だけでナシゴレンとチキンデビルを食べる。ナシゴレンはあまり美味くないチャーハンといった感じ、チキンデビル(何がデビルなのかはよくわからない)は骨ばかりで食べられるところがあまりなかった。今日も多く注文しすぎた感がある。

宿に戻ると今日は入り口付近のテーブルに白人客が大勢いる。挨拶するも無視される。変なアジア人宿泊客に戸惑ったのか、白人だけのテリトリーを侵されたのが気に食わなかったのか。まあ知ったことではない。こんなものいちいち気にしていられない。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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