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エベレスト街道単独トレッキング7日目:マッチェルモ

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ゴーキョ方面へのトレッキングでドーレ(Dole:4090m)で迎える朝。寝袋にくるまっても寒くて何度か目が覚める。霧も晴れ、初めて周囲が一望できる。

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日の出前にロッジ裏山に登る。荷物なしの空身でも息が切れ、呼吸の度に冷気で鼻が痛くなる。ペットボトルの水もあっという間に凍り始める。上方にあるチョルテン(仏塔)目指して登る。

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結構な高さまで登ってきた。ドーレの集落ははるか眼下に小さくなり、周囲の山や谷の大きさに圧倒される。

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色とりどりのタルチョ(経文の書かれた布)が山に映える。

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タルチョの先にチョーオユー(Cho Oyu:8201m)が見える。

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日が上ると急激に暖かくなる。朝食を頼んであるので急いで村まで下りる。カラスが谷からの風に乗って羽ばたきもせず優雅に滑空していて、何とも気持ちよさそうである。

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今日はこの先のマッチェルモ(Machhermo:4410m)まで行く予定。宿のおかみさんいわくゆっくり行って3時間との事だったが、途中で道を間違えて谷へ下りるルートを行ってしまう。カラパタール方面と違いゴーキョ側はトレッカーが少ないので、人の後をついて歩けばいいというわけにはいかない。

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ドイツ人の父娘と思われる男女と行き交う。女性のほうが高山病らしく激しく嘔吐している。見かねて声をかけるが、薬があるので何とかなると言う。

こんな寒冷な高地でも植物が繁茂している。何とも良い香りのお茶の葉のような植物と、白い綿毛を蓄えた樹木。

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このあたりのロッジがある場所はほぼすべて人間が定住している場所ではなく、夏の間だけヤクの放牧のために使ってきた場所である。現在トレッキングロードとして歩いている道は、本来はこの放牧のためにヤクを行き来させるのに使われてきた道である。

今も使われているかどうか不明だが、カルカと呼ばれる放牧小屋がこのように点在している。谷を挟んで向かい側にもこちらと同じような一本道がずっと続いているのが見える。ここはLhabarmaというカルカだが人の気配がなく、まるで廃墟のようである。

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ほとんど人気のない山道を一本道に沿ってひたすら歩く。

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昼頃、ようやく到着したと思ったら手前のルザ:Luzaという集落だった。1軒のロッジで、サザエさんのような髪型の娘が作ってくれるピリ辛チャーハンを、少しだけ日本語が話せる店の主人と一緒にいただく。美味い。

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ここから先の道がいく筋もあってまたよくわからない。再びひとりで山々と向かい合う時間を過ごす。そこから1時間弱でマッチェルモに到着。これまで経験した中で最も高い標高に匹敵する4410m。小高い丘から谷間の集落へ下りていく。

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本日の宿は、ナムギャルロッジ:Namgyal Lodge(1泊100ルピー)。

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もともと単独トレッカーはあまり歓迎されない(ほとんどの部屋がダブルベッドで1人を泊めると損なので)事もあり、宿泊交渉が非常に厳しい感じだったが、宿のおかみさんと思われるチベット族のおばあさんによる面接(?)の結果、怪しい者ではないと判断されたのか宿泊OKとなり、無愛想だったスタッフの態度も一変しこれ以上ないぐらいにこやかに。

午後になってまたも濃霧に包まれる。巨大な岩の壁が薄暗い中で怖いぐらい威圧感を持って眼前に迫ってくる。ここは十数年前に大雪崩でロッジが全滅したいわくつきの場所ということもあり、いっそう畏れの気持ちが強くなる。

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野生(と思われる)のヤクを見つけ、写真撮影をめぐって無言のせめぎ合いを行う。

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初めての標高で無理に歩き回りすぎたのか軽い頭痛がしてきたが、温かい夕食のおかげで何とか持ち直す。今日の道中で激しく嘔吐していたドイツ人父娘もかなり遅れて到着。他の宿泊客もなぜかドイツ人ばかり。明日はいよいよ最初のクライマックス、ゴーキョへの1日だ。

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