エベレスト街道単独トレッキング18日目:ディンボチェ
ゴラクシェプ(Gorakshep:5160m)で2日目の夜はひどい腹痛に苦しんだ。
何度も屋外のトイレを往復したが、何しろ水も何もすべてが凍っているので色々大変である。
朝には何とか回復し、団体客が出立するのを待ってようやく遅い朝食。
ここより標高が高い所はもうないのでこの先は気楽だ。
ロブチェ(Lobuche:4930m)まで一気に下り、さらに2日前に通った急坂を下ってトゥクラ(Tukla)で昼食。
その先の分岐を下っていくと以前に通ったペリチェ(Pheriche:4240m)だが、今回はそこから登ってディンボチェ(Dingboche:4350m)を目指す。
途中、高台からペリチェの集落をなつかしい気持ちで見下ろす。
道が分かりにくく、途中でけもの道に迷い込んだりしたが何とか4時間で無事ディンボチェに到着。
村が視界に入った瞬間いい村だと直感する。
かなりの数のロッジがあり、どこにしようかと思案していたところ声をかけられた宿に決定。
本日の宿はホテルグッドラック:Hotel Good Luck(1日300ルピー)。
さっそく集落を歩いてみるが、山と川に囲まれた素晴らしい雰囲気の村である。
環境もよく、珍しく集落に商店が多くいずれも安い。
今日は下り主体だったこともあり非常に快適な山行で、その結果がこのご褒美のような村であった。
緊張が切れたのか、風邪をひきかけており喉が少し痛くなり始めた。何としても今晩中に治す。
今晩の宿はトレッカーとガイドをあわせ3、40人の大所帯となった。
今日も綺麗な夕焼けにローツェ(Lhotse:8516m)が美しく染まる。
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