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エベレスト街道単独トレッキング12日目:ポルツェ

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昨夜も良く眠れ、昨日までと違い身体のだるさがなくなった。団体客の食事が終わってから朝食をとり出発。今日は対岸のポルツェまで行き、その先はそこで考えよう。宿のおかみさんいわくポルツェまでは2時間との事。

谷底まで下り切ってから鉄の橋を渡り川の対岸へ足を踏み入れた。登るにつれ、山の奥から轟々と流れてくる川と谷、山がきれいに見えてくる。

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1時間40分程度でポルツェ(Phortse:3840m)に到着。坂を登り切った所で女性にどこから来たかと声をかけられ、そこでお茶にする。
ひと目見て村の雰囲気が良かったので結局そこに泊まることにする。わずか2時間弱で本日の行程終了である。谷を挟んで向かいの峠、モンラ(Mong La)から見て空中都市のようだった村だ。

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今日の宿は エベレストロッジ:Everest Lodge。すぐそばに四面仏のストゥーパ(仏塔)がある。久々にネットに接続でき、外界とやり取りを少々。やかんいっぱいのお湯を沸かしてもらい、久々に洗髪と洗濯を行う。

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集落を歩いて回ると松の木が多くどこか日本的な印象も受ける。最上部にゴンパ(寺院)があり、そこからの眺めが素晴らしい。ゴンパの裏山は絶壁にタルチョがはためき、9月に訪れたチベットのダクイェルパ(扎耶巴寺)という寺を連想させる。このゴンパは現在無人で、僧侶はいるものの集落内で暮らしているとのこと。霧が出たり、また晴れ上がったりとめまぐるしく天気が変わる。

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集落の端、断崖まで行ってみる。ここからの光景は中国の水墨画を思わせるものであった。野生のクジャクがあちこちに姿を見せる。

今日も夕陽が高い峰をオレンジに染めている。

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夕食時、ストーブのある食堂に家族全員が集まってくる。主人はエベレスト登頂6回、同じ年に2回登ったこともあるという。この村にいる約200人の男性のうち、実に3分の1がエベレスト登頂経験があるそうで、何も特別なことではないとこともなげに言う。自分にはとてもできることではなく、それを平気でやってのけるあなたを尊敬すると言うと、主人は妻と娘にうれしそうに報告したが、彼女たちはまったく表情を変えなかった。彼女たちは今の自分たちの暮らしぶりに対して思うところがあるように感じられた。

アマダブラム(Ama Dablam:6856m)から今日帰ってきたところだそうで、1週間前の夜中にモンラ(Mong La)からアマダブラム山中に見えたヘッドライトの明かりは彼らのものだったらしい。今回の遠征では数名が背骨を折り、死者まで出たため登山中止となったそう。明日はゴラクシェプ(Gorakshep:5160m)まで荷物を運んでいくそうで、われわれが3日程度かけていくところを彼は6時間でいくらしい。シェルパ族の体力は尋常ではない。

自分の持っているPCの調子が悪いので直してくれと頼まれる(もちろんできない)。食堂には弦楽器がかけてあり、Tibetan Guitarだという。低音弦1本、中音弦2本(同じ音程)、高音弦2本(同じ音程)でド-ソ-ドにチューニングされている。小さいピック状のもの(何かの動物の骨かツノ)を使い、ブリッジに極めて近い位置で弾く。

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今夜も満天の星空のもと、目の前に迫るタムセルク(Thamserku)が白くとてつもなく大きい。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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