2014チベットへの旅:1日目 成都へ
いよいよチベットへの出発当日。今回ともに旅するメンバーは全国各地に散らばっており、現地で初顔合わせとなる。まず四川省:成都へ集合し、そこから青蔵高原鉄道というチベット高原を24時間以上かけて走る列車で行く予定であった。ところが直前になって旅行会社からチケットが取れなかったとの連絡があった。旅行会社の責任ではなく、直前になって人民解放軍が乗車することになったという事情があって、我々はいわば押し出されたようなものらしい。
成田17:25発の直行便で成都まで向かう。約6時間かけて時差1時間の中国に到着したときは22時半頃だった。チベットへ向かう前に全員が同じゲストハウスに集合することになっており、迎車をお願いしていた。同じように車を待っている女性2人組がおり、声をかけたところ今回一緒になるメンバーであった。
車で1時間弱程度走っただろうか。成都の中心部、「酒店」「飯店」(いずれも中国語でホテルの意味)と書かれた大きなビルをいくつも通り過ぎてようやく目的地に到着した。
本日の宿:成都老宋国际青年旅舍:ハローチェンドゥインターナショナルユースホステル(Hello Chengdu International Youth Hostel) ※Chendgdu=成都
かつてはSim’s Cozy Garden Hostelという名前で、チベットへ向かう旅行者には有名な宿だったらしい。数年前にオーナーが変わって名前を変えたようだが、それ以降もチベット旅行の手配に強い旅行会社を併設した、日本語対応OKのゲストハウスとして知られていた。
今日から明日にかけてほぼ全員がここに集合することになる。鉄道でのチベット入りができなくなったことで交通手段について旅行会社と最終的な詰めを行わねばならない。今日のところは部屋で休むことにする。ここへ来る直前が少々忙しかったこともあって疲れてもいた。明日の日中のことは起きてから考えようと、初めての中国ですぐに眠りに落ちた。
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