カトマンズから日本へ
カトマンズでの朝は最初に泊まったTrekker’s Homeに隣接するベーカリー:Weizen Bakeryでというのが定番になった。毎日ここで何個もパンを食べ、買って帰ってしまう。
昼、気になっていたチベット料理レストラン:Yangling Restaurantに行ってみる。美味い・安い店のようで地元の人でごったがえしている。チキンチリが美味であった。
いよいよ旅も終わり。
アンナプルナトレッキングでガイドしてくれたBishnuに連絡しもう1回日本食をご馳走することに。とんかつを食べさせると、漬物も含めどれも美味いとのこと。さらにふだんは飲まないであろう日本のビールを少し飲ませる。エベレスト街道に単独でトレッキングに行ったことを伝える。彼としてはガイドなしでのトレッキングというのはあまりよく思わなかったかもしれないが。お土産にタンカ(曼荼羅)を買おうと色々店をまわり、Bishnuの口利きでまけてもらう。用があるようだったので感謝の握手をしていつの日にかの再会を期して別れる。
先日知り合った日本人男性と最後に会おうということになり、Kathmandu Kitchenというレストランへ。
夕方、宿の主人に呼んでもらったタクシー(600ルピー)でトリブヴァン国際空港へ。出発3時間前には空港に到着したがチェックインカウンターが大混雑。セキュリティチェックを終えて待合室へ行くとここも大混雑。しかも到着便がある度に乗客がここを通るので混雑に拍車がかかる。搭乗ゲートも当然のように変更されており油断できない。
香港経由でドラゴン航空からキャセイパシフィック航空へ乗り継いで帰国する。香港までの便はなぜかビジネスクラスにアップグレードしてもらえた。座席の広さ、メニューの豪華さ等々エコノミークラスとの差を思い知らされる。座席であぐらがかける広さである。例によって香港では手荷物検査がうるさく、乗り継ぎまで1時間半しかなくなった。とんでもなく広い空港を急いで移動する。香港からはうとうとしているうちにあっという間であった。
約2ヶ月ぶりの日本であっても何の違和感もなく入り込めてしまう。電車から何から極めてスムーズでまさに「日本」を実感する。もうすぐ忙しい日常に引き戻され、高地順応ならぬ日本順応が必要になるだろう。今回の旅が何だったのか、自分にとってどのような意味があったのか、そのへんが何となくわかってくるのはまだ先のことになるだろう。
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