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アンコールワットからアユタヤへの旅行記 6. アユタヤ遺跡群

Wat Mahathat_2
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アユタヤ(Ayutthaya)最初の朝。滞在できるのは実質今日だけなので1日フル活用しなければならない。歩いて回るには広すぎるということで、ホテル近くの現地ツアー催行事務所で自転車を借りる。夕方からアユタヤを船で周遊するツアーがあるというのでそれにも申し込む。アユタヤは川に取り囲まれており、島のような形状をしているので船で見どころを回ることができる。

ワットマハータート

今回アユタヤを訪れた一番の目的と言っていいのがこのワットマハータート(Wat Mahathat)にある、菩提樹の樹に取り込まれつつある仏像の頭部だった。外国人観光客が仏像より高い位置から写真を撮ろうとして警備員からすかさず注意されている。しゃがんで仏像より自分の頭を低くしなければならないのだが、身体の大きい西洋人はきゅうくつそうだ。

Wat Mahathat_1

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日本のあるロックギタリストのソロアルバムでジャケットにこの仏像が使われているのを見て以来、この姿が脳裏にこびりついて離れない時期があったのだがようやく本物を見ることができた。

この寺院跡には他にも多数の仏像があるのだが、その多くが首を切り落とされている。かつてビルマ(現ミャンマー)軍に攻めこまれた際に切られたものだという。石像とは言え何とも痛ましい感じがする。写真はそんな中で破壊を免れた数少ない仏像のひとつ。

Wat Mahathat_3

Wat Mahathat_4

Wat Mahathat_5

アユタヤではゾウが観光客を運ぶ手段として頻繁に利用されている。道路を横切ることもあり、渡り終えるまで車は待たなければならない。

Elephant_1

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ワットラーチャブラナ

生々しいロケットのような形状のワットラーチャブラナ(Wat Rachaburana)。
精緻な彫刻が施され、キリスト教の教会を連想させるところがある。カンボジアには全く見られなかった様式だ。

Wat Rachaburana_1

Wat Rachaburana_2

Wat Rachaburana_3

Wat Rachaburana_4

ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット

ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット(Wiharn Phra Mongkhon Bopit)。こちらは遺跡ではなく現役の寺院である。人々が溶けた黄色い蝋を筒に流しこんでろうそくを作っている。

Wiharn Phra Mongkhon Bopit_1

Wiharn Phra Mongkhon Bopit_2

ワットプラシーサンペット

隣接するワットプラシーサンペット(Wat Phra Sri Sanphet)は観光パンフレットなどにも必ず載る、アユタヤで一番有名な寺院かもしれない。3つの尖塔が立ち並ぶ姿が印象的で、一見するといつの時代の、どの国の建物なのかわからなくなる。

Wat Phra Sri Sanphet_1

Wat Phra Sri Sanphet_2

Wat Phra Sri Sanphet_3

Wat Phra Sri Sanphet_4

Wat Phra Sri Sanphet_5

敷地内のそこここにタイを代表するプルメリアの花が咲き誇っていた。

Plumeria

お隣のウィハーン・プラ・モンコン・ボピットと並んでここはさすがに有名なようで、タイ国内からの観光客も多かった。年配の刺青入りの僧侶がデジカメを持ってさかんに寺院を撮影していた。

Monk

日本と同じ仏教系の僧侶であってもそのありようはかなり異なるように見える。バイクに二人乗りしATMで金を下ろす僧侶。同じく二人乗りし小脇にデスクトップPCを抱えて運ぶ僧侶。色々な僧侶の姿を目にするが日本ではまず見ることのない光景だろう。

ワットマハータートの道を挟んで向かいにあるSiam(サヤーム)レストランで昼食。自分には少々すっぱすぎた。Singha Beer(シンハビール)とあわせて315バーツは予想していたよりかなり高かった。

道端で仏像の絵を売っており交渉して購入。日本円で払うと言うと少し安くしてくれた。

Buddha_picture

ボート周遊 ワットチャイワタナラーム

ぎりぎりに自転車を返し、事務所の女主人から間に合わないかとはらはらしたと言われる。
乗り場まで車で送ってもらうが定員オーバーで乗れず、男は車の外にしがみついて運ばれる。川にはワニが生息していて、あちこちの川辺で身体を休めている。川岸の人、別の船の人、食堂の人、釣り人…みんなこちらに手を振ってくる。船上からも手を振るのが我々乗客のお約束になった。

Boat_1

川岸には水上住宅が立ち並んでいて、日常の外出手段として船を使っているようだ。

Boat_2

途中、ネコがやたらたくさんいる寺(名前不明)に上陸する。女の子が胡弓のような楽器を演奏しているがなかなか音程が怪しく、何ともむずがゆい気分になった。写真を撮ってもいいかと尋ねるとしっかりカメラの方を向いてポーズを取ってくれた。

Cat temple_1

Cat temple_2

Cat temple_3

いくつか名前のわからない寺院(船のガイドは英語がわからないので聞けなかった)を駆け足で見た後、最後に訪れたのがワットチャイワタナラーム(Wat Chai Wattanaram)で、個人的にはここがアユタヤで最も素晴らしい寺院だった。

船上の他のメンバーも同様だったようで、船が岸に近づき遺跡の姿が見えてくると一斉に歓声があがった。

Wat Chai Wattanaram_1

左右対称に整然と並んだいくつもの塔と中央の2体の仏像の配置が絶妙で、まるで絵画のようであった。ツアーのため滞在時間が短いのが本当に悔やまれた。こんなところがあると知っていたら自転車で来たのに、と残念に思った。

他の遺跡とは明らかに一線を画す造りで、もちろん寺院として建立されたのは間違いないがそれ以外にも何かがあるような気がしてならない。

Wat Chai Wattanaram_2

Wat Chai Wattanaram_3

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Wat Chai Wattanaram_7

Wat Chai Wattanaram_8

Wat Chai Wattanaram_9

出発した桟橋に戻ってきたが、帰りは車で送ってくれないと言われ一斉にブーイングの声があがる。自分は散歩がてら歩いて帰ることにする。帰り際、ボートで一緒になったイタリア人女性と話す。自分は6日の休暇だと言うと、彼女は6週間の休暇でこれがヨーロッパでは普通だとか。6日なんて休暇とは言わないらしい。次は中国へ行くそうで、ついでにチベット行きを勧める。

夜、ホテル近くのTony’s Placeという店で食事。ひとりで食事している自分に気を遣ってくれたのかマスターのトニーさんが席まで来て声をかけてくれる。聞かれて自分が日本人だと言うと
「Do you know my name?」
「…Tony-san?」
「No! My name is O・KA・MA!」
と言ってクルッと踵を返してさっそうと歩み去っていったのだが、あれは彼なりのリップサービスだったのか。

現地ツアー会社の女主人に、タイ語には男言葉と女言葉があると教えてもらった。基本的には男は語尾にクラッ(プ)、女はカーをつける。こんにちははサワディーなので、男女それぞれ「サワディークラッ(プ)」「サワディーカー」となる。

タイにはTonyさんのようにいわゆる性別が曖昧な人(どういう呼び方が適切なのかわからない)が非常に多い。言葉づかいに男女の区別があるのも理由のひとつだろうかと考えてみたりする。

向かいの店でギタートリオが演奏するブルースが、開けっ放しの店から通り中に鳴り響いている。

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今回の旅は、日本を代表するアウトドアブランド: (株)モンベル様にご支援いただいています

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